バランス釜というものがあります。
最近の人にとっては耳慣れない言葉かもしれません。
近頃の給湯システムは主に戸外に設置されるものがほとんどです。
それに対してバランス釜というのは浴室の中に給湯システムを設置するものになります。
バランス釜の家庭は今後増えていくことはまずないと思いますが、継続して使用する家庭は多いと思います。

このバランス釜の浴室をリフォームしたいという場合には給湯設備をどう変更するのかが重要になってきます。

バランス釜式の給湯システムを使用していてリフォームしたいのであれば一番簡単なのが同じバランス釜を最新のものに交換するということです。
バランス釜は古い給湯システムですが、利点もあります。
キッチンについている給湯器と違って換気を必要としない設置方法です。ですから、バスルームに穴をあけて外気を取り入れたり出したりするような工事が最初からされています。
バランス釜を入れ替えるだけで壁の穴などはそのままで浴槽を使うことができるのです。

しかし、この給湯システム自体をリフォームしてしまいたいという人もいるかと思います。スペースが狭くなってしまうというのがリフォームを希望する一番の理由でしょう。
バランス釜を撤去して新しい壁抜き式の給湯装置にリフォームしてしまうのがおすすめです。これによって浴室のスペースも広くなり、大きなバスタブに取り替えることも可能です。電気式のバスルームになれば全体的な雰囲気も明るくなります。

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